No.661019
過労の保健所をこれでもかと追い詰める悪魔のようなワイドショー
各地の保健所が悲鳴を上げている。医療従事者には「感謝しかない」と称賛の声が上がる一方、保健所は「電話が全くつながらない」「保健所調査が甘すぎる」と、ワイドショーが拾ってくる「街の声」ではひどい言われようだ。「保健所は本当にギリギリの状態です。引退した保健師にもお願いして働いてもらっていますが、発熱した子どもを抱えた母親が保健師を怒鳴り散らすケースが多発しています。
最悪なのは、一部の開業医です。彼らは医療のプロであるにもかかわらず、国の定めたガイドラインを読まずに、すべてを保健所に丸投げしてきます。」
保健所に勤める医師は、都内で100名に満たない。
「感染の危険性が極めて高いPCRの検体摂取や、陽性反応の出た患者の輸送も保健所の役目になっています」
膨大な業務のうえに、住民からの電話が殺到。「PCR検査で確認したい」など、国が示す「4日以上の風邪症状」などの目安を踏まえていない「感染が疑われる以外」の人からの電話が多い現状がある。
膨大な業務が職員にのしかかり、とても対応が追いついていない。「夜11時以降まで仕事も当たり前」といった激務にもかかわらず、ワイドショーなどでは連日、
「保健所が検査をしてくれない」
「保健所がちゃんと対応してくれないから不信感しかない」
と煽り立て、視聴率目当ての保健所へのバッシングが毎日続く。ワイドショーに煽られた国民は保健所へのクレームを厳しくする。
皆で保健所を応援していかないと、クラスター対策がなおざりになり、感染確定患者を数えるだけ、電話相談に応じるだけになってしまいます。それでは流行は制御できません。周りが気づいて、助けてあげないと。