837337☆ああ 2021/02/12 12:16 (iPhone ios14.2)
川崎Fに多くの選手呼び寄せた「憲剛の忠誠心」
生え抜きの重要性である。
多くの選手にとって、所属しているクラブは単なる職場にすぎない。「このクラブは最高です」と言った選手は、移籍先でも同じことを口にする。これは、日本に限ったことではない。
だが、ファンは選手ほどには愛するクラブを替えられない。移籍の活性化をうたいすぎるばかり、わたしたちはそこを疎(おろそ)かにしたのではなかったか。
川崎Fには、中村がいた。このチームに入団し、このチームでユニホームを脱ぐ選手がいた。彼のチームに対する愛情に疑いが入る余地はないし、ゆえに、ファンも彼のいる川崎Fに熱狂することができた。チームで一番上手(うま)い選手が最大の忠誠心を見せたことが、他の選手に影響しなかったはずもない。
単なる職場、海外移籍への踏み台ではなく、多くの選手に川崎Fでのプレーを目標とさせる役割を中村は果たした。チームにとって、これは何物にも代えがたい財産だったとわたしは思う。
川崎Fを遥(はる)かに凌駕(りょうが)する資金力を誇りながら、しかし軸となる生え抜きのいないチームの惨状をみるたび、特にそう思う。
ttps://www.sponichi.co.jp/soccer/yomimono/column/kaneko/kiji/20201127s000023CF121000c.html
生え抜きだの外様だのチームが強くなるならなんでもいいと思うが、Jリーグの歴史においてはこれが言い得て妙なんだよな