No.169706
青雲の志
かつて、香川真司選手が所属したボルシア・ドルトムントのホームタウンは人口約59万人。にもかかわらず、スタジアムには、毎試合8万人を超えるサポーターが集う。
岡崎慎司選手が所属したレスターも、ホームタウン人口は約33万人ながら、平均観客動員数は3万人越え。奇跡の優勝と謳われた15−16シーズンの優勝パレードには、約24万人の人が足を運んだという。
そう考えると、Jリーグには、まだまだ伸び代があるんじゃないか?
日本のプロ野球は、平均3万人を超える観客動員数を誇る。
日本人にも、スポーツ観戦という文化は根付いている。
もちろん、これまでの歴史だったり、チーム数だったり、単純に比較できるものではない。
ただ、「1万人入れば御の字」というのでは寂しい。
優勝争いだけじゃなく、昇格・降格争いがあり、カップ戦もある。
ACL、クラブワールドカップという世界への扉も用意されている。
代表戦にあれだけ盛り上がるのだから、サッカーという競技自体に魅力がないわけじゃない。
「Jリーグは、代表戦に比べるとレベルが低い」などと知ったか振る輩もいるが、それはサッカーを知らない証拠。
いくら個々の選手に力があっても、寄せ集めのチームが付け焼き刃の戦術でやり合う代表戦は、それほど洗練した試合にはならない。
まして、アジア地区予選などは、対戦相手のレベルも低く、日本代表も様々なテストを兼ねたりしているので、試合自体の魅力は薄い。
横浜F・マリノスの偽SB、
FC東京のカミソリカウンター、
川崎フロンターレのパスワークは、ティキ・タカの権化ラ・ロハに名を連ねたイニエスタやトーレスにも賞賛された。
我らが徳島ヴォルティスをはじめ、J2にも魅力的なチームはたくさんある。
何より、我が町のプロクラブを応援するという多幸感は、何物にも代えがたい。
一番の問題は、サポーターやメディアを含めたサッカー関係者に蔓延る「野球には敵わない」という先入観ではないだろうか?
ファンはもっと求めていい。
「優勝争いやACLくらいテレビ中継しろ!」
「Jリーグタイムは地上波でもやるべきだ!」
「スポーツニュースの扱いが悪い!」
僕らも信じよう。
サッカーの力を。
Jリーグの可能性を。