918999☆ああ■ 2024/07/26 09:09 (Android)
男性 63歳
連休中のサッカーの試合。相当の混雑なので指定席に移ってみた。ここも満席だったが、ふと見ると、座席に小さなバスケットが置いてあり中にクラブのマスコットキャラクターのぬいぐるみ。隣に若い女性が座っていた。早速「ここ空いてますか」と尋ねてみた。すると、その女性は、「指定席券を買ってあります」と答えた。私は虚を突かれた思いがした。
改めて周囲を見渡すと、仕切りを隔てた自由席では多くの立っている大人もいる中、指定席側では母親の隣で3歳ぐらいの男の子が座っている座席もある。あれも指定席チケットを買ってあるのだろう。
仕方なくいっぱいの自由席に戻ると、ここにも学童前と思われる子が親の隣に座っていた。懲りもせずにまた「ここ空いてますか」と尋ねると、母親は仕方なさそうに子どもをひざの上に乗せ、席を空けた。私はその座席で居心地の悪さを感じながら、このスタジアムでの三景をどう考えたらいいのか自問した。