205251☆ああ 2025/03/13 16:23 (Chrome)
シュタルフ監督は、試合中は一種の「ゾーン状態」にあるとしても、ノーサイド後は礼節をわきまえた頭脳明晰な紳士です。
レッテル貼りして監督の行為を非難するアンチ派の諸氏もぜひご一読ください(本人のインスタから引用)。
◆ 本人の反省文:
私は警告を受けたあと、決定機を逃してしまった悔しさのあまりにベンチのフレームを叩いてしまいました。リリースに記載されているような「審判員に異議を示す過程での悪質な抗議」が目的ではありませんでしたが、ベンチを叩く行為がそのように解釈されてしまっても仕方がありません。拳を握りしめるなり、歯を食いしばるなり、悔しさを表現する方法は他にもいくらでもあったはずです。
深く反省しております。
◆ アンガーマネジメントについて:
スポーツの試合中にパフォーマンスを発揮するにはある程度交感神経の優位性が求められます。副交感神経の優位性に働きをかけてリラックス効果を高めれば逆に十分なエナジーを発揮できないこともありますし、多くの場合はそんなに時間もありません。試合中には監督にも常に瞬発的な判断が求められています。ある程度緊張感を高めておくことで血の巡りを活性化し神経を研ぎ澄ましています。我々現場の人間にはアンガーマネジメントだけではなく、様々なストレスコーピングが求められています。自分に合ったコーピング術を見つけていくことが大切で、常に最大のパフォーマンスを発揮できる交感神経と副交感神経のベストバランスを整えております。私の場合は瞬間的にできるフィジカルアクティビティー系のコーピングが効果的であり、急速な筋肉の収縮から一気に緊張を緩めることによって一瞬でリセットすることができています。ゴールを決めた後のガッツポーズや、フレームを平手で叩くことでリセットする行為はストレッサーに対するセカンダリーコーピングであり、後者はまさにアンガーマネジメントそのものです。