422249☆むふぁさ 2019/04/06 11:35 (SO-01K)
新しい人
「抜ききるのは1試合で1回か2回くらいのもの。疲れや集中力の隙を見つけてドリブルするものだと思うので、仕掛けるフリをしてやめる作業が必要」
中長期的にサッカーを追いかけると、選手がそのキャリアの中で緩やかに変質していく現象に出会います。
長谷部誠や香川真司が顕著な例と言えるでしょう。
レッズでの溌剌としたドリブラー、苦しい時間帯にチームを鼓舞するダイナモ、最終ラインからゲームをコントロールするリベロ。
セレッソでの技巧派ドリブラー、ファーストタッチに優れたセカンドストライカー、中盤でのキープ力、ターンが特長のゲームメイカー。
これらを進歩ととるか、後退と考えるか、評価は違えど、彼らが真摯にサッカーと向き合ってきた証だと私は捉えています。
自分の強みとは何か?プロとして何が通用するのか?
冒頭は安部裕葵の受け答えですが、現実に即して自身の特長と向き合っています。
きっと、理想と現実の軋轢から彼らのスタイルは形成されるのでしょう。
さて、コロンビア戦両チーム最多10回のドリブルを仕掛け、80%の成功率を叩き出した中島翔哉は、自身に言い聞かせるように何度も同じ言葉を口にします。
『楽しみたい』と。
stay hungry , stay foolish