No.165175
男性 佐藤勇人インタビューより抜粋
―― あらためて、エスナイデル前監督への思いを率直にお聞かせください。結果が出なかったですけど、ただ人間的には本当に情に厚い人というか、誰よりも選手のことを考えていた。最後の挨拶でも「選手のためにクラブはあるべきだ」ということを散々言っていて、選手のためにいろいろなことを準備してくれました。環境面もそうですし、監督がやった食事面もそうですし、トレーニングのところもそうですし、いろいろなところで“選手ファースト”。それを監督は常に言っていたし、最後も言っていました。自分含めて何人かの選手は、2年ちょっと一緒にやってそれをすごく感じる部分が多くて、寂しい思いも正直あります。あの船山なんかも、「お前、そんな風になるんだ」っていうぐらい寂しい顔をしていたので。それくらい監督が残したもの、エスナイデルさんが残したものはこのクラブにとっては大きなものだと思いますし、それは絶対に忘れるべきではないと思います。そういういいところは継続して、さっきも言いましたが日本人にはもっと細かいところも必要になってくると思うので、その足りなかったところはこれから先、江尻さんと共に作り上げていく。そしてしっかりとエスナイデルさんと江尻さんとお互いの良い部分を二つ合わせてチームを作り上げていく。結果を出して、最終的には良い報告をエスナイデルさんにしたいと思います。「決してエスナイデルさんのやってきたことはゼロじゃなかったんだ」ということを言いたいですね。
―― これから続くサッカー人生において、いちサッカー選手として、エスナイデル前監督から学んだことというのはどういうことでしょう。
さっきも話したとおり、“プレーヤーズファースト”。これは自分個人にとっては、今後プレーヤーを引退して、クラブに仕事で残ったときに必ず役立つことで、そこを考えることが多分多くなると思います。もしかしたらこのクラブというのは、プレーヤーズファーストになり切れていなかった部分があったのかもしれないので、そういう部分は学ばせてもらいました。自分が将来どういう仕事になるか分からないですけど、いろいろなことを学んだので、今後に生かしていきたいと思います。
このクラブはまだ成長できるってことだな。