No.82961
長文注意
ジェフやセレッソはJ1に昇格するための1つの大きな力となる、財政、マネー、すなわち中心選手の引抜きを防ぐ後ろ盾を有したチームとなる。けれど、それで昇格できるんなら千葉が千葉であり続けるわけがない。後、京都も。
これは、もう1つ重要なJ1昇格のための要素が存在しているためで、フロントがアホではないという、書くだけなら本当に簡単な話である。分かりやすくいうと、無駄金を使わない。また、新規スポンサーを獲得し、既存のスポンサーを大事にする。J1及び下部リーグ、さらには海外から新戦力を獲得する、何よりもチームにしっかりとした戦略を植えつけるといった役割を担うのが、普通のフロントでありスタッフである。普通の。残念なことに、セレッソもジェフも、この部分が弱点であり、年を追うごとに選手の補弱としか思えない場当たり的な移籍に監督が交代するごとに変更される戦術、そして、そのつど消費される無駄金の数々。
そのため、ここの部分が鬼のように強い山雅がふっつーに2016年度のJ1昇格候補である。また、無駄金を使わずにピンポイントで補強する戦略があるV・ファーレン長崎も、大崩れしないで地道に戦果を積み重ねるのは無駄金に惑わされない理性を持つためで、そういう意味でも、本当に優秀なフロントというものは基本貧乏なJ2で貴重な存在である。
J2に落ちる名門や、J1に這い上がれない裕福なチームは、総じて前の年度の負債を翌年に回し続ける。
アビスパ福岡は長年にわたり名門チームでコーチを続けてきた監督、新スポンザー獲得で建て直された財政、さらにJ1各チームから優秀なスタッフを引き抜いて、クラブを弱体化させたアホを一掃した結果、躍進。事実、J1各チームから有望な若手をレンタル、もちろん自前でもJ1から有望な新人を獲得、さらに、そこにチーム一筋のベテランや中堅を上手に配することで、1試合ごとに強くなっていくチームが出来上がっていく。最終的に前年度J2で16位のチームを昇格に導いたのは、アビスパが1年を通してしっかりとした戦略を保持して、なおかつ、そのための人員整理を2014年の時点で決行していたためである。