No.853071
小林監督で上手くいく(継続すべき)理由は、感情論ではなく以下の3つの戦術的経営的ファクトに集約されます
第一に、「17年ぶりの昇格をもたらした再現性」です
今のチームは、監督が3年間の在籍で落とし込んだ「戦術の共通言語」があるからこそ、
予算規模が数倍違う相手にしても組織でゲームを作れます
この「仕組みの再現性」は、監督を替えた瞬間から完全に崩壊します
第二に、「100年構想リーグという準備期間の最大活用」です
この期間は8月の本リーグに向けた戦術の引き出しを増やすためのトライアル期間であり、
選手たちにJ1の強度を経験させて必要なスキルを鍛えるための期間でもあります
目先の結果のために
今やっている誘いのビルドアップやシステム可変への挑戦をやめ、
守って放り込むだけのサッカーに退化させろと言うのでしょうか?
それこそ本リーグ開幕後にJ1の強度で即座に対策され、即降格する最大の悪手です
第三に、「スカッドのポテンシャルを最大化できる唯一の指揮官」という点です
限られた編成の中で、既存の選手の特性を誰よりも理解し、ポジショニングによる優位性(配置の妙)で個の能力差を埋めようとしています
オシムの時代がそうであったように、
戦力値で劣るクラブがJ1で生き残る唯一の手段は「組織としての成熟」
その土台をすでに持っている小林監督を切る合理的な理由は、世界のどこのフットボール論を探しても存在しません
目先の一敗で「奇跡ごっこ」と揶揄する前に、
クラブが17年かけてようやく手に入れた「組織としての継続性」という最大の財産に目を向けるべきです