133720☆Schi 2017/03/21 00:42 (iPhone ios10.2.1)
男性 57歳
トンさんの書かれている
>昇格も名波
>残留も名波
たしかにこれは厳然たるファクトです。
そして多くのサポーターが、実態としての
昇格要因は「戦術ジェイ(より精確には外人傭兵豊作年)」であったことも認識しているし、昨年残留レースに巻き込まれた最大要因が「戦術ジェイへの依存症」「アダのJ1ミスフィット」「小林祐希騒動」「守備の要の長期離脱」であることを理解している。
そしてトンさんが書かれたように、名波は今季、キャンプから守備構築を優先課題に取り組み、中盤の核に俊輔を獲得することで戦術ジェイのボスロイド依存サッカーからの脱却とコレクティブなサッカーの再構築に「育成」と「第2グループ、得失点差0」の両立を掲げつつ取り組んでいる。
ここまでで当初の目標設定と現実の戦力との間でミスマッチを生じているのは、「ボールを奪ってから5〜10秒でシュート」の部分だが、ポストプレーの機能不全、トップ下両翼選手の決定力不足といったその原因に対しても決して実績経験豊富とは言えないベンチメンバーをやり繰りしつつ手当を始めている。
そして数値目標でも、まだ得失点差マイナス1と大きく崩れた試合はない。
先に言っとくけど清水は無論強い。
去年大前の負傷離脱後にテセ〜白崎〜金子と松原〜犬飼〜角田を中心に攻守一体で上向き序盤の低迷を圧巻の連勝街道に変えてみせたメンバーの上積みがそのまま2017序盤の善戦に持ち越されている。
安定的に脅威となっているテセのデュエルの強さと決定力、金子の運動量豊富な衛星的シャドーとしてのエースとの相性、松原のサイドバックとしてのポテンシャルなどは、層の厚いACL仕様の鹿島がレオシルバや金崎などのカードを切る後半まで、驚嘆するほど効率的に鹿島の攻守を苦しめた。
神戸〜磐田の2時間前キックオフだったこのカードは、その結末も含めてあまりにセンセーショナルだったため、夢中で観戦し過ぎてすっかり疲れてしまい、私は神戸戦の途中で切れ切れに居眠りをしてしまったほどだ。
2つ衝撃だった。完全に清水のゲームだったし、清水は伝統的に鹿島に強いとはいえ、賞金獲得を目指し本気で巨艦仕様にメジャーチェンジしてきた今年の鹿島をここまで苦しめられるほど熟成が進んでいること。そしてそれを30分でひっくり返してみせた鹿島の巨艦ぶり。FC東京と併せて第4節のハイライトだった。第2グループという名波の目標設定は圧倒的に正しい。
その第2グループでの競合相手となる熟成が進んでいる清水に比べ、攻撃の中核二人が新加入である磐田、なおJ2レベルの選手が多勢を占める磐田が、清水に簡単に勝てる処方箋など、どんな名監督にも書けるはずがない。
先に書いておくがダービーで負けたとしても無論、私は名波続投派だ。
というより、シーズン終了時に主要な目標数値をクリアしていれば当然続投。
夏場の移籍市場前に目標未達であれば補強等の手を打てばいい。
前半はこのまま様々な選手の組み合わせで産みの苦しみを愉しむのだ。
まだタカハシという弾も残っとるがぜよ。