No.1496470
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サッカーの前プレスがうまくできない原因は、単に走力や運動量が不足しているからではありません。主に**「いつ行くか」「どこへ行くか」「どの方向から行くか」「味方と連動できているか」**に問題があります。
1.プレスを開始するタイミングが遅い
相手がボールを受けてから追いかけるのではなく、相手がパスを出す瞬間や、ボールを受ける直前から予測して動くことが重要です。相手のコントロールミスやバックパスなど、「プレスを開始する合図」をチームで決めておくと動きやすくなります。
2.ボールだけを見てしまう
相手のボール保持者だけを追うと、簡単にパスを通されます。前プレスでは、ボール保持者へのプレッシャーと同時に、次のパスコースを消す必要があります。
例えばFWが相手CBに向かうとき、真っ直ぐ走るのではなく斜めに走れば、CBへのプレスとボランチへのパスコース遮断を同時にできます。これを「相手を限定する」と考えると分かりやすいでしょう。
3.1人だけでプレスしてしまう
前プレスは個人技ではなく、チーム全体で行う守備です。FWがプレスをかけたら、MFが前進し、DFラインも押し上げる必要があります。
FWだけが前に出て、MFやDFが下がったままだと、相手に簡単に逃げ道を与えてしまいます。
4.DFラインが上がらない
前線がプレスをかけても、DFラインが低い位置にいると、前線とDFの間に大きなスペースができます。相手はそこへボールを入れることでプレスを回避できます。
したがって、前の選手が行くことと、後ろの選手が押し上げることをセットにする必要があります。
5.「ボールを奪う」ことを急ぎすぎる
前プレスの目的は、必ずしもその場でボールを奪うことではありません。
相手の選択肢を減らす → 苦しい方向へパスさせる → そこで奪う
という考え方が重要です。
つまり、前プレスとは「ボールを追いかけること」ではなく、相手を自分たちが奪いやすい場所へ誘導することです。
まとめ
前プレスがうまくいかない場合は、
@開始するタイミング
A走る方向・角度
Bパスコースの遮断
C味方との連動
DDFラインの押し上げ
の5点を確認するとよいでしょう。
特に大切なのは、**「もっと走る」ではなく「いつ、どこへ、どの角度で走るか」**です。前プレスが上手いチームほど、実際には無駄に走らず、相手の次のプレーを予測して動いています。