152053☆kfj 2017/07/14 08:39 (iPhone ios10.3.2)
去年はJ1レベルの選手が全然いないし大幅に入れ替えないとキツイなと思ってました。
しかしチームが好循環始めるとみんな逞しく見えて来るから不思議。
既存選手の持ち味を組み合わせてチーム力を上げるって補強以上に大事なんだなとしみじみ感じました。
その触媒になったのは補強の4人ですけどね。
中村俊輔の存在で、それまでマイボールになった後慌ててしまいすぐ奪い返されてしまうシーンがまず激減しましたね。預けたら数秒時間を稼いでくれる安心感がチームに余裕をもたらしました。
また、動き出せば見てくれてるという信頼感は攻撃時の流動性を生み出し、今季は後ろから追い越してボックス内に入る選手が明らかに増え、得点力向上に直結しています。
これらの効果は既存選手に自信を生み、俊輔不在の試合でも同じことができるようになりつつあります。
そしてセットプレー。去年はほとんど得点の匂いがしなかったけど、今年は大きな武器ですね。特に相手が警戒してエリア内に集中することで、セカンドボールも保持しやすくなり二次攻撃にも繋がるし、カウンターも食らいにくくなりました。
川又はストライカーとしての役割も十分果たしてますが、ファーストディフェンスに行く場面、タイミングの判断も良い。
アダの復調も川又との関係ありきでしょう。
そして何よりキャラが貴重。
ムサエフは昨季ダイレクトに攻撃に晒された最終ラインの前に立ち塞がる防波堤となり、DFやGKの負担が激減しました。インターセプトで攻撃の起点にもなり、繋ぎでのミスも少ないし、理想的なボランチ像を体現してますね。
何より、おかげで川辺が躍動できるようになりました。
守備では後ろに安心感があるので川辺は思い切ってボール奪取にいけるようになってるし、前線に絡む回数も増えました。
高橋祥平は、高さ強さ速さを兼ね備えた守備と、ヴェルディ出身らしい攻撃力で攻守両面で絶大な存在感を出してますね。
守備でのポカはほとんどないし、渚との細目コンビで右サイドをジュビロのストロングポイントに変えました。
これら4人に引っ張られ、既存選手も輝き出しチームは力強さを増しています。
ただ、シビアな言い方をすれば優勝争いの常連になるにはまだ少し足りない。
そこは、若手の台頭なのか、補強なのか、後半戦見極めていきたい部分です。
川崎なんか見てるとどのポジションの選手もレベル高いな、ボール取れないな、と思いますしね。
過去10年のうち9年の優勝チームは、前半戦を3位以内で折り返したチームということで、なかなか優勝はハードル高いですが、ACL圏内は十分射程圏内だと思います。
そのためには次の川崎戦が分水嶺。上位に食らいつけるかという勝点の観点からは勿論、苦手な等々力で川崎に勝つといよいよ本物だと自信も一層深まるでしょう。
サポとしても真のサックスブルーは俺たちだとか後発の川崎に我が物顔されるのはそろそろうんざりなんですよw
厳しい戦いになると思いますが、俊輔はじめ主力選手には万全の状態で臨んで欲しいですね。
長文で失礼しました。