311614☆blue tears 2019/11/25 11:55 (BBB100-6)
男性
これは名将…(確信)
「あらゆる局面に対して準備してきた」と語っていたフベロ監督ですが、仕込んだ準備がことごとく成果を出していたように(僕には)見えました。
どん引き最終ライン戦法は確実に監督が用意した札幌対策で、恐らく札幌のクロス戦術(主に右WB白井からの)を無効化するためのものだと思われます。中央を固めたブロックでスペースを消すと、武蔵(ジェイ)へのピンポイントな高精度クロス以外は高い確率で跳ね返せる。
試合中に何度もアダや藤川に左サイド(3CBの脇)をアタックする指示を出していたのも流石で、アダや藤川によって右CB進藤を釣り出すとそこにスライドしてくるのは本職ボランチの背番号10、リベロの宮澤(CBの真ん中)なので、本職ボランチの彼にルキアンをぶつけ優位を得て起点を作ろうという算段。ミシャ式の構造を利用していました。
また試合後アダがインタビューで「何度も練習してきた形」と言っていたように、得点シーンで昌也のクロスにニア藤川、真ん中ルキアン、ファー詰めアダと、複数人がBOX内に侵入する形もフベロ監督就任後に見られるようになったものです。そしてオープンな展開を見越した、まさかの中心選手ルキアンに代えての走れる川又という采配をはじめ、荒木、大南の交代選手も大当たり。
ベンチ外でくすぶっていた選手を輝かせるモチベーターとしての手腕に加えて、対戦相手のスカウティング力とそれを浸透させる力、試合中の采配と修正力を見て、(ルビオルコーチの手腕もですが)これは磐田史上屈指の名将だと確信しました。
長文失礼しました。