315963☆セグンドケイ 2019/12/15 20:59 (iPhone ios12.3.1)
サポやクラブの意識改革
大南に長くジュビロのDFリーダーを担って貰いたいと考えるのは自然な事だし、当然と言えば当然だが、今の時代、磐田規模のクラブならJ1に残留したって、神戸や浦和や東京に引き抜かれる可能性があるわけだし、育ったら育ったで海外にバンバン移籍する時代でもある。
であるからして、黄金期以前の同じメンバーで数年かけてサッカーを熟成させたり、クラブのバンディエラ的な選手がずっと中心としてチームを引っ張っていったりという事象や考え方は古いし、時代や磐田の規模を考えれば幻想なんだよね。もう。
でも、クラブは長く名波に監督やらせようとしたり、名波自身もナーガソンになると長期政権を望んだ。
何回も言うが、磐田規模のクラブで1人の指揮官が長期政権を握れるほど、Jリーグは甘くないし、磐田の資金力では名波に長期政権を任せられるほどの戦力を、現場に提供したり、維持し続けることなど不可能だとクラブのフロントやサポーターもそろそろ認識する必要があるだろう。
今回の降格をみると、こういう時代の流れを読んだり、その時代に合わせて生き残って行こうとするスキルみたいなものをフロントやクラブ、もっと言えばサポーターも全く持ち合わせてなかったなと思う。
だから、うちみたいな規模のクラブはガクンとチーム力の歪みが来る前に、フロントも現場も適宜、血の入れ替え、代謝をしてチームを健康に保たなきゃならない。
それをあまりにやらなさ過ぎた。
これから生き残っていくためには、選手を引き抜かれてもどんどん代わりが出てくるような若手選手育成のサイクルの充実。
その為には、例えばユースにスカウトする際はその子の両親の身長とかも考慮する必要があるし、そういう細かいところまでこだわって育成組織を創ること。プレミアリーグの残留は喜ばしいが、それがトップチームの強化にどれほどの効果をもたらしているのか?はトップチームの成績をみると疑問符のつくところ。
そして、若手は多少リスクがあってもある程度、無理して使わなきゃ育たないから、名波みたいな考え方の指揮官ではなく、要所要所では、助っ人外国人を使い、その外国人と若手を組ませる事で、なんとか勝ちを拾ってくようなスタイルが磐田規模のクラブなら現実的。
だから、ストライカーとかCB、GK等々、個の力が勝敗に直結するポジションは蓋をするしないとかではなく、きちんと補強して、磐田規模のクラブが有する事の出来る最高クラスの助っ人選手を毎年毎年、しっかり補強する。そして、その選手を上手くコントロールし使える指揮官を招聘していく。
それらが出来なければクラブは衰退していくだけだろう。