No.13806
Jに上がる前、高知には“週末に県民みんなで夢を見られる場所”なんて無かった。
それを、選手もスタッフも、少ない予算の中で少しずつ作ってきた。
去年、全国のスタジアムに“高知”の名前が並んだ時、どれだけ誇らしかったか。
アウェイサポが春野の景色や飯を褒めて帰ってくれるだけで嬉しかった人、たくさんおったと思う。
順位や昇格だけで測れるなら、地方クラブなんて最初から存在できん。
もちろんユースも欲しい。マスコットも欲しい。
でも、それが作れない理由って、クラブが怠けてるからじゃなくて、まだ“高知全体の力”が足りてないからなんよ。
「高知家」って言葉は綺麗。
でも本当に家族みたいに支え合えてるなら、こんなギリギリの規模で戦わせてないはず。
それでも毎週、ボロボロになりながら戦う選手がいて、遠征費を削って走り回るスタッフがいて、少ない人数でも声を枯らすサポーターがおる。
だから、「昇格できないから虚しいクラブ」じゃない。