No.141595
>リバプールは絶対に先制点を与えてはいけない試合だった。ジョゼ・モウリーニョは守り切ることのスペシャリストだからだ。今以上に破壊的であったかつてのバルセロナでさえ、10人のモウインテルの壁を破ることはできなかった。
キックオフ直後から、リバプールは高いインテンシティとポゼッションでユナイテッドを押し込んでいった。それはユルゲン・クロップの描いた青写真通りであっただろう。
しかし、1人の若者の怠惰であまりに幼稚なポジショニングが全てを変えてしまった。アレクサンダー・アーノルドは、ロメル・ルカクへのロングボールという最も容易に想像しうる警戒すべき場面で、マーカス・ラッシュフォードをフリーにするという愚かなミスを犯した。あの場面はせめて体を近づけペナルティエリアの前でカードを覚悟で相手フォワードを倒すべきだった。それがフットボールでありそれがディフェンダーの仕事だからだ。
前半14分に訪れたたった一つの場面だったが、その後の展開に明暗を分けた。ユナイテッドは勢いに乗り追加点をあげた。リバプールは意気消沈し回復に時間を割き1点を返すのが精一杯だった。
ユルゲン・クロップのチームは完成されつつある。しかしアレクサンダー・アーノルドという未熟なピースでは足りないようだ。モウユナイテッドには全てのピースが揃っていた。