金融屋◆iRCxOSL.Ms
No.241188
変に混乱を招くといけませんので補足いたしますと、
毎年平均するとCashflowベースで▲100-120億の移籍収支でもSustanabilityはありそう、ということでありまして、
毎年100-120億を「使えるか」あるいは「使おうとするか」は似て非なる問題です。

「使えるか」の観点では、過去の移籍に係る支払が予定されていて、Budgetの最大額がFSから読み取れるより過少である可能性が多分にあります。
(勿論、入金にも同じことが言えますので、±どっちに働くかは開示情報だけでは判りません。Financial Departmentがしっかりと管理していることでしょう。)

「使おうとするか」の観点では、仮にSustanabilityを維持した上で100-120億投資可能であったとしても、リバプールのMarketCapが天井のため、ポートフォリオ上は投資フェーズから回収フェーズに移行しており、最低限の投資しか行わないという経営判断が十分あり得ます。
従前から議論ある点ですが、批判されやすいのはこのケースかと思いますし、明確にファン(戦績)とオーナーが利益相反するので、批判は最もなことです。

また微妙に確度の違う可能性としては、リバプール以外のクラブへの投資財源とすることで、グループオールで強化していくプランを持っている可能性もあります。
例えばRedbullグループはザルツブルク、ライプツィヒ含め4-5つクラブを買収しているかと思いますが、トータルでスカッドを考えることができる等、経営オプションが増える点でメリットは大きそうです。
ファンにとってはいいことばかりではなく、必ずしもリバプールに集中してくれなくなる、という見方は当然でてきますし、実際Redbullグループに対しては旧来ファンから根強い批判があるようです。

また重ね重ねで恐縮ですが、金の有無と、ファンがチーム強化を要望することには何ら関係がないと思います。
金がないのは余計なコストを使っている可能性もあるし、もっと上手くマーケティングして売上を拡大できる可能性もあるわけで、更なる経営努力を求めるのもまた普通かと思います。
仮にNetflixに面白いコンテンツがない時に、「Netflix赤字だから仕方ないか。。」って思わないですよね(実際はNetflixはめちゃくちゃ面白いですが)。
footballも同じエンターテイメントですので、根本は一緒かと思います。

少々違うとすると、Netflixは殆ど全売上が顧客からの入金かと思いますので、ユーザーからの評価が売上に直結しますが、footballは売上の大半が放映権料・スポンサー料ですので、ファンが多少騒いだり離反したところで、経営に重大な影響が出づらい、という構造がありますね。

難しい言い回ししか出来ず恐縮です。

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