No.251926
正直彼の事はうちに来る前はよく知りませんでした。
ドイツでプレーしていたらしい将来有望なブラジリアン。その程度の印象でした。
しかし彼はうちに来て1年目から素晴らしい活躍を披露します。
ゴールを量産するわけではありませんが、何より驚かされたのはその発想力。
まさに魔法というにふさわしいアイデアを次々とピッチに描いていきました。
たしかな技術とたしかな判断力。そしてそこから生み出される天性の閃き…。
ロナウジーニョ、カカ、コウチーニョらと同じようなブラジリアンファンタジスタの系譜をたしかに彼も受け継いでいました。
しかし、過去の先人たちにはないものをボビーは持ち合わせていました。
それは自己犠牲の精神です。
周りを活かすというタスクを最優先にしながらピッチに魔法を描ける。
そんな選手は世界広しと言えど、ボビーをおいて他にいないでしょう。
なぜモハメド・サラーがあれほどまでに得点を量産できるのか。
また、なぜリバプールの守備があれほどまでに完璧に機能し他の随一を許さないのか。
みなさんはお考えになった事があるでしょうか?
その答えとは、攻守においてキーになっているのがボビーに他ならないからです。
ボビーの代役問題が度々現地のフットボール紙を賑わせますが、ある意味それは存在しないものを追い求めるファンタジーです。
世界最高の偽9番の代役は偽者でしかあり得ない。
世界中の誰もボビーの代役など務まるはずがないのです。
私たちはあと何年ボビーが作り出すこの素晴らしい魔法を見続ける事ができるでしょうか?
少なくとも今目の前で起きている魔法は紛れもなく事実です。
先の事はもういいでしょう。
過去の後悔、将来の不安、人は悩み出せばキリがありません。
しかし今目の前で起きている魔法こそが現実であり真実なのです。
悩む必要などどこにもありませ。
私たちはただ今を楽しめばいいのです。
神に感謝せて。ロベルト・フィルミーノに幸あれ!