No.268086
アンダー世代で突出しているとの評判に加え、当時はユナイテッドを蹴ってリバプールを選んだと報道されていたので、イングランド人という点も相まって相当に期待されていました。
しかし蓋を開けてみれば、横パス、バックパスばかり、スペースがあっても前を向けない…とイライラすることが多かった。
ただ、とにかく走る。走るんだけど、効果的ではなく空回りも多い。けど、やっぱりチームのためにひたすら一生懸命に走る若手の姿は、ファンにとってはイライラしても純粋に応援したくなる選手だった。諦めたくない選手だった。
そこから不断の努力で頭角を現していった時、あるファンが「一度はがっかりしたが這い上がってくるのを見守ってきた選手にはとてつもない愛着がわくもんだ」と言っていたその言葉がピッタリ当てはまります。
私にとっては、寂寞の象徴と化していたリバプールの14番をもう一度輝かしく誇りに満ちた番号に変えてくれた選手。
執着ともいえるほどだった過去への郷愁すら吹き飛ばしてくれたヘンドは、私の中で特別な選手です。