320031☆ああ 2023/09/27 00:05 (iOS16.6.1)

コスタスの延長ですが、決してもろ手を上げて万々歳に喜べる状況ではでありません。長年に渡りアンディ・ロバートソンが左サイドバックとして活躍する中で、便利屋的な穴埋めをしてくれていたジェイムスのあとに待望の左サイドバックとして加入してきたのがコスタス・ツィミカスであったはずです。
左利きの技巧派、ファッションセンスも抜群で、流行に機敏な若者たちの印象も良いことは想像に難くありません。しかし彼を獲得したのは、そうしたピッチ外でのことを期待したからでない。いつまでもアンディの控えを受け入れているようではダメだと、そう厳しい意見を投げかけざるを得ません。そういう意味では、ピッチに立てない悔しさを隠そうともしなかったアルベルト・モレノの方が、チームにとって好影響であった可能性すらあるでしょう。
ピッチ内での立場を得るために過酷な競争に挑むからこそ、高い報酬とリスペクトが得られます。控えの現状に甘んじているようであれば、野心に満ち溢れた名もなき若手を抜擢する。そんな荒療治が必要になってくると言わざるを得ない。
しかし全ての判断と責任は、言わずと知れた彼、クロップのもとにあります。彼にその責任があることは今一度強調せざるを得ません。