【奥野サッカー道】裏方に恩返し
今週は、Jクラブの裏方さんについてお話ししましょう。
先日、あるJ2リーグの試合を解説に行った際に裏方さんの人数を数えてみました。運営さん、ボランティアさん、売店さん、スタジアムの周りを歩きながら50人まで数えて断念。試合を盛り上げ、チームを後押しする多くの人たちがいました。昨年まで在籍したモンテディオ山形のスタッフの顔が思い出された瞬間でした。試合当日、NDスタジアムに車で向かうと、地元の方が沿道に「モンテディオのぼり」を立てているのがまず目に入ってきます。さらに公園周りの清掃をする方、テントを張る方など、多くのボランティアスタッフと目が合い、激励をいただきました。
チームの方に目を向けると晴れ舞台の試合に至る過程、試合中、試合後まで仕事がびっしりです。チームマネジャー、トレーナー2人は試合開始6時間前に会場入り。2トントラック1杯分以上の荷物の運搬に始まり、ユニホーム、スパイクからミーティングのセットまでまさに小さな引っ越し状態。試合後にはもう一度引っ越しです。より重量が増すため(汗、雨でウエアが重くなる)、アウェーゲームでは運送会社の運転手さんにまで手伝っていただいていました。本当に感謝です。
モンテディオは17日のホーム札幌戦で2―1の勝利を収め、勝ち点38、順位は9位に浮上。J1昇格をかけたプレーオフに進出できる6位・千葉との勝ち点差は2。浮上のチャンスは目の前にあります。支えてくれる多くの方々とともに戦い、恩返しをする時です。これまでの経験を生かし、感謝の思いをプレーに込めて戦ってください。(前山形監督・奥野僚右)