【奥野サッカー道】代表入りのビッグチャンス
今週は、先日発表されたばかりのアギーレ・ジャパンについてお話ししましょう。
J1鳥栖のDF坂井達弥選手が、今シーズンリーグ戦わずか5試合(9月2日現在)の出場ながら、初めて代表に選ばれるなど5人の初代表選手が誕生しました。
若手選手はもちろんのこと、4年後のW杯に適齢期を迎える選手たちにとっては、またとないビッグチャンスを迎えることになります。なぜなら、日本代表監督は外国人で、コーチングスタッフの多くも外国人であるからです。
彼らが選手を評価するとき、一番大切にするものは何だと思いますか。答えは自分の目です。限られた事前情報しか持たない彼らは、自分の目で見て感じて、自分が思い描くチームを構成するための選手を集めるからです。
前述の坂井選手が選出された理由の一つに左利きのセンターバックであることも関係しているでしょう。そして、アギーレ監督からの評価がそのまま代表入りという結果につながる。「過去の代表歴と関係なく、選手を選んでいきたい」とアギーレ監督の言葉にもあるように、どのようなタイプ、経歴の選手であれ、チームのピースに必要な選手は高く評価されます。私は初選出の選手たちが、自分が選ばれたことに誇りを持ち、日本を代表して戦う、そんな姿を見るのを今から心待ちにしています。
アギーレ・ジャパンはスタートしたばかり。ベガルタ仙台やモンテディオ山形といった東北のクラブでプレーする選手にとっても、アギーレ監督の日本代表監督就任は、J1、J2にかかわらず絶好のチャンス。監督の目に届くようなプレーができれば、必ず代表候補リストに載ります。彼から注目されるためにも所属クラブに貢献して、ぜひともチャンスをつかみ取ってほしいものです。(前山形監督・奥野僚右)