17617☆くるくるパー 2019/06/15 02:41 (Chrome)
結果的に勝ったけど、なんかタイトロープだね。
前半、選手間の距離がほどよかったことと、思いのほかスコットランドがプレスに来ないので、パスがつながった。これは相手が引きこもらなかったことにもよるし、どう攻めるのかスコットランドに意思統一が見られなかったからだろう。後半は得意のサイド攻撃一辺倒に近かったが、スコットランドはこのスタイルが合っているんだろう。なでしこからのプレゼントボールで1点差になったときは、田中美南の呪い第二弾かとひやひやしたけど、どうにか逃げ切った。
前半優勢に闘ったなでしこも、まだまだ問題点は山積みだ。遠藤のパスから岩渕のシュートは、見事とはいえ、一杯一杯のパスだったし、PKもレフリー次第でどうなったかわからない。つまり、相手を崩して得点できていないのだ。敵陣を崩して得点できない限り、イングランド戦では神頼みになる。
問題は後半の後半、選手交代にある。遠藤→小林の場面は、当然得点狙いでバテ気味の岩渕をサイドに回すという意図があったと思われる。岩渕→長谷川の場面も、ゴールに迫るゲームを作らせるという意図があったのだろう。もう一点入れればゲームを終わらせただろうから。ところがどっこい、この二人が入ってからバランスが崩れだした。攻守に利いていた遠藤交代はちと不思議な気がしたし、長谷川に至っては、守備下手。どうもこの采配がわからない。何よりも、攻撃的な二人を入れたことにより、2点を死守せよというより、もう一点取りに行けというメッセージを選手たちに与えたことは、間近でゲームを見ている監督とも思えない決断だ。
もう一つ心配なことは、アルゼンチン戦とこの戦い、なでしこは変わったのかといわれれば、そんなことはなく、同じようにやっていたという印象を持ったことだ。ただ違いはスコットランドにはスペースが多かったというだけ。だから、ウラ抜けもできたし、サイド攻撃も見られた。つまり、ほう、変わったなという戦い方は見られなかったということ。
イングランド戦に負けてもおそらくは2位でGLは突破できるだろう。しかし高倉監督では、この先の展望がない。選手選定からチーム作り、いつももやもやしたものを感じている。
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