9077☆ken.i 2015/07/12 10:16 (Chrome)
もちろん猶本は
逸材ですし、彼女以外でも世界で戦える若手はたくさんいます。

ただ、ここ2〜3年のなでしこジャパンを見てきて痛切に思うのは、新しい選手が戦力として機能するには、本人の努力と同じくらいに、チームの側の努力が必要ということです。

今の代表チームの選手たちが強く結束し、自分たちだけのスタイルを構築してきたことは賞賛に値しますが、これはいわば諸刃の剣で、そこに新たに入ろうとする選手にとっては、サッカーの技術自体よりも、そのことが高い壁となってしまうのです。

今回のW杯で前回以上の活躍が目立ったのは有吉、宇津木、岩渕等でしょう。いずれもベレーザ(元ベレーザを含む)の選手で、ベレーザの繋がりから代表チームのやり方に常に触れられる立場にいます。前回大会でブレークした川澄などは、澤や大野を通じて、いわば間接的に繋がっているといえます。

一方、その仲間に入れない「アウトサイダー」もいて、今回のメンバーでは菅澤や川村等が該当します。結局彼女らはトーナメントが進むにつれて出場機会がなくなってしましました。でも例えば菅澤などは、現在の日本では最高のストライカーですよ。だって、そうでなければ2年連続でゴールを量産されているなでしこリーグの守備陣(そこには多くの代表選手がいます)は、とんだ無能集団になるではありませんか。

こういう「アウトサイダー」を戦力として機能させることこそが、代表チームの指導者の腕の見せ所のはずです。そうではなく、ベレーザ繋がりに頼ってばかりいるなら、それこそINACの松田監督でも連れてきて代表監督をやってもらえばよいではありませんか。

この現状を打破しない限りは、どんな逸材を連れてきても機能できません。
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