Q.JFLが二節まで終わりました。沖縄SVは一分一敗です。なぜ勝ちきれなかったのでしょうか。
第2節までを見ると、沖縄SVは「勝てる力がない」というより、「先に試合を動かした後のゲームコントロールと、最後の決定力で勝ち点3を逃している」と見るのが近いと思います。
第1節はアスルクラロ沼津に1-2の逆転負け、第2節はミネベアミツミFCと1-1。つまり2試合とも先に失点したわけではなく、自分たちが先にリードした試合を勝ち切れていないのがポイントです。
1.第1節は「決めるべきところ」で決められなかった
沼津戦について、報道の見出しも「球際光るも決定力欠く」となっています。沖縄SVは球際や運動量では悪くなかった一方、先制後に追加点を取って試合を決めることができず、逆に沼津に追いつかれ、さらに逆転を許しました。
ここがかなり重要です。
1-0になった後に2-0にできれば、相手は前に出ざるを得なくなります。
ところが1-0のままだと、相手は「1点取れば振り出し」という状態なので、時間が経つほどプレッシャーが沖縄SV側にかかります。
特にJFLのようなカテゴリーでは、試合を支配している時間の長さより、「相手が苦しい時間帯にもう1点取れるか」が勝敗を分けます。
2.第2節は「勝ち越す力」より先に「連係の乱れ」が出た
ミネベア戦は1-1でした。沖縄SVは先制された後に追いついて勝ち点1を確保しましたが、琉球新報はこの試合について「連係ミス、波に乗れず」と報じています。
つまり、第1節とは少し違って、
「点が取れない」だけではなく、攻撃の組み立てが継続的につながっていないことが問題になっています。
ここは、3月から6月まで行われたJFL CUPと比較すると面白いです。沖縄SVはJFL CUPでは西グループを首位で通過し、その後のプレーオフも勝ち抜いて優勝しています。JFL公式戦開幕前には、9試合で17得点を挙げる攻撃力が大きな武器として評価されていました。
ですから、攻撃力そのものが突然なくなったとは考えにくいです。
むしろ、リーグ戦になって相手の警戒が強くなった中で、
前線へのボールの入れ方
2列目からの飛び出し
サイドからの崩し
セカンドボールを拾って二次攻撃するところ
最後のシュートの質
このあたりが、まだ一つの流れとして噛み合っていない印象です。