110936☆ああ 2023/05/12 20:38 (SOG03)
【試合前コメント】
■シュタルフ悠紀監督
──県決勝で松本山雅に勝利した事が、チームにもたらすものは。
非常にポジティブな要素が多いと思います。15年間勝てていなかったものが今回の1回だけでも達成できた。1度出来る事は2度出来るものだと思いますので、自信にはなったと思います。僕たちは4/30の試合から中2日で岩手に向かい、中3日で決勝戦を闘いました。我々にとって本当に厳しい闘いだったので、メンバーを入れ替えて言葉の通り総力戦で臨んだ試合でした。そうした中で勝利を勝ち取ったことにはやはり特別な意味があると思います。ONE TEAM力を強調してきましたが、まさにそれが結果に結びついた試合でした。みんなで力を合わせれば小さなミラクルを起こせることを証明できたゲームだったと思います。これからも自分たちを信じてONE TEAMとなり、小さなミラクルを積み上げて行けるように頑張りたいと思います。
──リーグ戦ではどんな戦いが予想されますか。
決勝戦は終わりましたし、もう充分、一度喜びました。対戦相手は一緒ですが、スタジアムも違いますしリーグ戦とカップ戦という違いもあります。むしろ松本さんは2度続けて負けるわけにはいかないという気持ちで非常に高い志を持ってやってくると思います。我々の方が過密日程でしたが、同じように過密日程であったことには間違いない。松本さんは殆どメンバーを変えずに、びっくりするくらい強度高く最後まで走り切っていたので、そのメンバーが回復して臨んでくる。県決勝とは全く違うゲームになることを予想しています。
──警戒すべきポイントは。
全てだと思います。我々よりもはるか上の景色を見てきたのは松本さん。前回はたまたま我々の順位の方が上で、長野県代表の座も掴みました。でもこの数年のフットボールの序列を考えると、我々の方がチャレンジャー。一度勝っただけでうぬぼれるほど阿保じゃない。しっかりとチャレンジャー精神を持って自分たちに矢印を向けて、真っ向から勝負を挑んでいきます。その気持ちを持って闘わないと粉砕されてしまうと思いますし、僕たちがどれだけベストを出せるのかに懸かっていると思います。すべての要素において警戒して、挑みたいと思います。
──サポーターの皆さんに向けて。
まず松本山雅サポーターもたくさん来てくれることに期待しています。ダービーというのは、全員がパルセイロを応援していても盛り上がりに欠けるものです。アウェイチームとホームチームにそれぞれの熱いサポーターが付いている。バチバチに自チームをバイアスの目で見て、自チームが大好きだ!勝ってほしいんだっていう気持ちを全力で表現していいのがFootballで、表現していいのがダービーだと思います。日本らしく平和に表現してくだされば、大いに盛り上がるステージが出来上がると思います。そして選手達の強度や迫力も引き出してもらえると思います。J3とは思えない好ゲームをお見せできると思います。熱量を持ってスタジアムに来てください。もちろん最後に我々長野が勝たなくてはいけない。この前はPK戦で負けただけだと言われないように、90分間でしっかりと決着をつけて勝って新たなページをこの信州ダービーに追加したいと思います。