197298☆あかさなた 2025/10/05 16:28 (Android)
※長文なので読み飛ばして下さい。
オンザボールの話。
鹿島の鬼木さんは基礎練をみっちりやるらしい。川崎の時も鹿島でもそう。中村憲剛曰わく「それ、中学時代にやりました」って内容を徹底的にやると。別のところでジーコが「下手なワンタッチやるくらいなら止める蹴るを徹底的にやって精度を上げろ。」と言ってたけど、たぶんその流れだと思う。
今のパルセイロはその部分をおろそかにした状態でなにかしようとしているから、基礎がないところに家は建たない状態になっている。
オフザボールの話。
攻守ともに動きが鈍い。セカンドボール先にさわられる。プレスは常に受け身。パスが出てから詰める(それをプレスと言うべきなのか)。受け手の動きが乏しく、スペースを空けたり使う動きは皆無。みんなボールのあるところだけ見てスペースをまったく意識できていない。だからサイドチェンジなんてほぼ行われない。守備の悪癖として「ボールウォッチャー」って言葉があるけど、攻撃でも「ボールウォッチャー」は駄目なんですね。
監督一年目が理想を追い求めたけど、監督も選手もそれを実現する力量はなかった。結果、この期に及んでポジティブ要素がたった一行しか書けない状況に陥っている。体も技も駄目なら心で跳ね返すしかないけど、昨日の三失点を「崩されたわけではない」などと言ってる時点でガッカリする。サッカーの失点のほとんどは崩されないまま奪われるものだと私は思うからです。
というわけで、得失点差含めかなり厳しい状況ですが、体も技も心も駄目なら、もう神頼みしかないのが現状と思います。