No.35882
男性 観戦記
福島戦。福島のゾーンブロックを如何に崩すかがテーマとなるような試合だった。
おそらく福島側が、名古屋戦とガンバ大阪U23戦をスカウティングした上で導き出した戦い方を選択した事は、開始数分で理解出来た。
ビルドアップ時にロングボールを多用し、パルセイロのハイプレス網に掛からない事であったり、最終ライン4枚を深めに配置し、裏抜けへのリスクマネージメントであったりするのだが、同時にそれは、福島オフェンス自らの反転攻撃を重くする選択でもあったと思う。
つまり失点のリスクを極力避けた上のロースコアゲームを福島が選択したという事だった。
そうして、試合序盤から互いに強固なディフェンス陣が譲らない展開となった。観る者によっては、退屈に映るかも知れないが、一瞬の隙を見つけ、そこから攻略の糸口を見つけ出そうとする戦いは、それはそれでサッカーの醍醐味の一つだった。
こうなった場合、パルセイロとしては、福島のカウンターによるワンチャンス、セットプレーを警戒しつつ、如何に福島ディフェンス陣を打ち破る事が出来るかが問われる展開となった。
前半途中から徐々にパルセイロ攻撃陣による3人目の動きを使ったダイレクトプレーによって特に右サイドを崩し、福島ゴールを脅かすシーンがあったが、ゴールを割る事が出来ない。
さて、ただでさえ得点の入りづらいサッカーにおいて、引いて守るって事を選択した相手からゴールを奪う事の難しさは、どんなカテゴリーであろうと変わらない。それは、日本代表であったとしても…って事は、ここ数試合の代表戦でも私達は、思い知らされているよね。
それでも、何度も何度も跳ね返されようとも、相手ゴールに果敢にチャレンジする姿は、選手達の気迫、執念を感じたし、気持ちのこもった一つ一つのプレーであった事は、間違いないし、昨日の福島戦を観ていない方に知っておいて欲しいところ。
しかしながら、ワンチャンス、それまで盤石な守備だった組織を、たった一度だけ破られて、その結果、失点してしまった。
本当にサッカーでありがちな悔しくて悔しくて悔やみきれない事。
まさにこれぞサッカーの怖さであったのだが、ここから対戦する相手が同じような戦い方をしてくる可能性が高い訳だから、いくつか定説としてある「組織を打ち破る術」を再確認した上で、次節以降の試合に臨んで欲しいと願う。
残り8戦、私は絶対に諦めない!
拙い長文、失礼致しました。