2490621☆ああ 2024/11/24 12:42 (Android)
>02年春、鹿児島・指宿での春季キャンプ初日。この年からGKコーチに就任した土田コーチは、同じく新任のオフト監督にあいさつをした。自己紹介の流れで、気を利かせたつもりで言った。「オフト監督はどんなGKが必要ですか?」。するとオランダ人指揮官は、大きな目をギョロリと動かし、土田コーチに反問した。
「逆に聞くが、君はどんなGKが育てられるんだ」
「存在感があり、チームを鼓舞できるようなGKを育てたいと思っています」
「では君の理想のGKはどんなGKだ?」
「そりゃ、存在感があって…」
「もういい」
オフト監督は首を振り、切って捨てた。
「考えがまったく整理されていない。そんな君に何ができると言うんだ。君はここには要らない」
絶句する土田コーチに、オフト監督は畳み掛けた。「磐田の合宿に行け」。
翌日、鹿児島・鴨池の磐田の合宿地。サックスブルーのユニホームの中に、1人だけ赤と黒の練習着がまじっていた。