708483☆ああ■ 2020/05/13 21:29 (iPhone ios13.4)
エメルソン 札幌、浦和……最高の勲章だ。
――日本でプレーしていた頃の最大の思い出は?
「若くして日本へ渡ったわけだけど、この選択は俺にとって大正解だった。
日本人は皆、とても礼儀正しくて、他人への思いやりがある。日本で過ごした5年半で、俺は選手としても人間としても大きく成長した。
札幌で優勝と昇格に貢献できたし、浦和でも重要なタイトルを取ってファンに喜んでもらえた。彼らの笑顔が、僕にとって最高の勲章だ」
――とはいえ、日本ではピッチ内外の問題行動で話題を集めました。頭を抱えたクラブ関係者が少なくなかったようです。
「ああ、あれね……怪我の治療で遅れたこともあったし、家族の問題で来日できないこともあった……」
――当時の自分を振り返って、今、どう思いますか?
「若かったから、多少の間違いをしたかもしれない。そのことで周囲の人に迷惑をかけたのであれば、謝るしかないな……」
――日本で最も苦しめられたディフェンダーは?
「横浜F・マリノスの中澤(佑二)。大柄で、パワフルで、インテリジェンスもあった。でも、ハードではあっても汚いプレーはしない。素晴らしいディフェンダーだった」
――当時の選手で最も評価していた選手は?
「一番好きだったのは、中村(俊輔。当時横浜F・マリノス)。魔法のような左足の持ち主で、状況判断も素晴らしかった。シンジ(小野伸二、当時浦和)は、とてつもないテクニシャン。まるで南米の超一流選手のようだった」