727769☆ああ■ 2020/08/01 23:00 (Chrome)
織部さんも大槻さんも、ボール奪取からの縦に早いサッカーを目指しているはわかる。大槻さんは守備陣はある程度固定しているのに対して、サイドの選手はフレキシブルに変えているのを見ると(関根だったり、マルちゃんだったり、柏木だったり、長澤だったり)、攻撃は選手のコンディションや相手チームの特徴に分けて考えていることがわかる。つまり攻撃はオートマティズムを求めていなくて、どちらかといえば選手の個性や感性に任せている気がします。
もちろんレーンかぶりは避けるとか、トライアングルを作るとか、現代サッカーの基礎は求めていますが、それ以外は選手自身が考えてプレーしなさい、ということではないかと思う。確かに、ミシャのような体系化されたサッカーは魅力的に見えるけど、一方で対策されると無力になるのはすでに経験している。まだまだ得点源がレオと興梠に限られているけど、湘南戦でみせた関根の得点とかがまさに、選手自身が「今ベストなプレーは何か」を考えた受けでの結果だと思う。
ミシャみたいに監督が解法を与えれば、結果も早く出るかもしれないけど、それでは選手自身の成長もチームとしての成長も見込めない、とフロントや大槻さんは考えたのかもしれない。時間はかかったけど、橋岡とか柴戸のプレーはだいぶ良くなったですよね。選手自身が自分で何がベストかを考えぬくことが今は求められているのではないでしょうか。