730293☆ああ 2025/06/26 17:02 (iOS18.5)
J1柏のリカルド・ロドリゲス監督(51)が26日、柏市内のクラブハウス内で取材に応じた。気温が上がり、徐々に夏本番が近づく中「夏には私のチームが、勝ち点を重ねているという良い印象がある」と灼熱(しゃくねつ)の暑さが待ち受ける真夏の戦いを前向きに捉えた。

 過去には夏に失速するクラブも少なくないが、ロドリゲス監督にとっては好相性の時期だ。J2徳島を率いた17年からの4年間で7〜8月のリーグ戦成績は、5勝3分2敗(17年)、6勝1分2敗(18年)、5勝1分4敗(19年)、8勝3分2敗(20年)と全て勝ち越し。21年から率いたJ1浦和では3勝2分2敗(21年)、4勝2分1敗(22年)。さらに22年はACLのラウンド16〜準決勝まで3戦全勝と勢いに乗って勝ち進んだ。「徳島でも浦和でも夏にはいい印象がある」という言葉が明確に成績で表れている。

 これらは決して偶然ではなく、ロドリゲス監督が志向するポゼッションサッカーが一因として考えられる。「ピッチの中にあるもので、唯一疲れないのはサッカーボール。そのボールをたくさん走らせて、それによって相手チームの選手たちを走らせることによって疲弊させることがわれわれにとってプラスに働くという部分は十分にあるかと思います」と指揮官。ボールを保持しチャンスをつくるために相手を動かすことで、結果的にボディーブローのように相手の体力をむしばんでいき、試合を優位に進められるのだろう。

 ここまで全試合に出場しチームを引っ張るDF古賀太陽も同様の可能性を指摘する。「日本の夏場の気候を考えると、やっぱり守備で疲弊されることは、大きな意味を持つんじゃないかなと。そこは動かすだけじゃなくて、しっかりゴールに直結していくことが、一番大事なんですけど、そこを忘れずにやっていければ、自然と自分たちの時間を増えるんじゃないかなと思います」と話した。

 開幕から好調をキープする柏は現在、首位鹿島と勝ち点3差の2位につける。ロドリゲスサッカー得意の夏本番に再加速して首位追走、そして首位奪還を狙っていく。
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