19982☆ああ 2015/05/12 20:50 (iPhone ios8.3)
長文ですが…
この前、仕事でスポーツマーケティングの研修に行ってきました。内容は海外と日本のスポンサーの違いについてでした。

スポーツ大国アメリカの場合アクティブスポンサー指数という数値を出す事でスポーツクラブはスポンサー料金を決めるのだそうです。
アクティブスポンサーとは、例えばザスパの名前を使って自社製品のプロモーションを積極的に行う企業の事で、ザスパのスポンサーなはセーブオンが一番近いイメージです。

この活動を数値化して、数値が高いスポンサーほど契約料金が高いのです。理由は「クラブの名前を使って利益を上げているのだから、その分は多く払って下さいね」と言うシンプルなものです。
日本の企業活動は協賛システムが多いため、「お互い持ちつ持たれつ」の発想があり、アクティブスポンサー指数が高いと言う事はクラブのPRも無料でやってもらっている事とイコールなので数値が高くなると契約料金が安くなったり、無償サービスが多くなる傾向にあります。

なぜアメリカと日本で逆の現象が起きるかと言うとアクティブスポンサーが上げる利益の差でした。

例えばイメージとしてですがザスパに5千万円でスポンサーになりザスパの名前を使ったプロモーションで1億円かかっても収益が3億あれば問題無いのです。日本の場合は使った額に対して利益率が低く企業も「やってあげている」との認識も少なからずあります(良い言い回しをすれば扶助精神ですね)。
なので日本のスポーツを強くする為にはスポンサー企業がスポーツビジネスを理解する事が必須で、逆に言えばスポーツビジネスを理解する事で自社も利益を上げる事が可能との事でした。

jリーグでもアクティブスポンサーが多いクラブ程、成績や知名度が高い傾向があります。
ザスパも強くなる為には群馬の企業の発展が必要であり、企業が発展し地域経済が活発になれば行政も喜んで支援に動くと言う流れが出来れば良いですね。
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