26949☆カルコーク 2015/10/10 05:24 (SonySOL24)
ブーイングは鼓舞じゃないだろう
今回の徳島遠征…、三連休の初日だからか、飛行機のパック旅行だと1泊でも6〜8万円。
淡路島経由での自走の方もいるかもしれないが、夜行バスでも12時間はかかる。
こんな多額の金と膨大な時間を費やしてまで、ザスパの勝利の為に現地へ駆け付ける…そんな熱烈なザスパサポーターが、鼓舞とブーイングの区別が出来ない訳がないだろう。
実際に遠方のアウェイへ行けば解る事だが、20〜30人程度の小さな一団は皆、気持ちを1つにして、選手達へしっかりと気持ちを込めて、懸命に鼓舞している。
勿論、勝負の世界だから負ける事もある。
そんな時、選手達は遠方まで駆け付けてくれたサポーターに対して、本当に申し訳なさそうに下を向いて挨拶に来る。
「こんな試合を見に、多額の金と時間をかけて来たんじゃない!」と、怒りだすサポーターが多いのだろう思うかもしれないが、実際の現地はそうでもない。まぁ、一人も居ないとは言えないが、少なくともそんな愚痴は現地ではあまり聞いたことがない。
そして、うなだれながら歩いてくる選手らに、痛烈なブーイングを浴びせかける事もしない。
少なくとも今のコールリーダーは、遠方アウェイでのブーイングは促さない。
ブーイングは鼓舞ではない。激励でもない。
そういう気持ちをブーイングに込めたいのなら、言葉で伝えればいい。
選手達は聞いている。
俺自身は、いつも「ホームで勝つぞ!」と、次への気持ちを言葉で伝えている。
もう、これ以上負けられない状況なれば、「もう負けられねーぞ!下を向いてる暇ねーぞ!意地を見せろ!」と伝える。
要するに、ブーイングだけでは俺達の気持ちは伝わらない。
「あぁやっぱりサポーターは怒っているな、気が重いな」くらいにしか、選手には伝わらないだろう。
とにかく、直ぐに次があるのだから、言葉で叩きのめして選手らを意気消沈させている場合ではない。
以前、社長にも言われたが、ウチの若い選手らは、メンタルが弱いのか、サポーターから酷いブーイングを受けた後の2〜3日間は、練習にも覇気がなく気持ちが下を向いたままだと言う。
次へ向けて6日間しかない貴重な調整期間の半分を、メンタル回復に努めさせなければならないなんて、そんなバカげた鼓舞のやり方があるものか?
遠方のアウェイへ駆け付けるサポーターは、たぶんそれらを理解して応援をし、サポートされているのだと思う。
「次へ…、前へ…」
群馬の為に、ザスパの為に、監督の為に、己自身の為に、必死に戦う選手達へ、アウェイ戦後に伝えるべき事は、ブーイングやヤジではないよね。
今回、徳島には行けないが、サポが少ないであろう日曜ナイターの愛媛戦は、現地へ行く予定。
ホーム戦へ繋がる内容と結果を、徳島戦でも求めたいし応援します。
現地組のサポーターさん、
選手達に伝わる応援、よろしくお願いいたします!
共闘
長くなってすまないm(__)m