278741☆ああ 2024/05/18 00:09 (Chrome)
――小林監督に伺います。これまで栃木に持っていたイメージと、今年の栃木を見たときに差があったのか、教えてください。

小林 現状把握したときに失点が31あります。ペナルティ、クロス、リスタート、これで28失点あります。というのは、今まで私が対戦してきた栃木にはなかったことです。栃木は球際が厳しく、ファウルになるかもしれない厳しい部分があり、ボールに食らいつく厳しいチームでした。となると、攻める側は攻めあぐねるんですね。で、いいように攻めているけど、実際にはゴールが奪えずに逆に失点するという、すごくストレスがかかるゲームになるわけです。それが栃木戦なんです。私にはそういう経験がありますが、少しずつ栃木のサッカーも変わってきて、攻撃をしようという意図はあるんだと思いますが、なかなか攻撃だけ、守備だけ、ではなく攻守の切り替えがどうしてもあります。今の栃木は守備から攻撃へと少しずつ変わっていく過程なのかもしれませんが、でも、大事なものは守備を持ちつつ、攻撃で点を獲れるようにすることです。その辺りが、現状を見たときにこれまでとの差として変わっているところだと思います。

――すでに練習に入られていると思いますが、これから練習の強度を上げていこうとしている印象を受けます。現状の強度も含めて、率直なところを教えてください。

小林 昨日(16日)は2部練習だったのですが、今日は少し強度を落としました。選手たちはすごく前向きで、声が出ていて、元気なんですね。昨日も高強度のトレーニングをしましたが、それを週一回、毎週のようにやっていくとか、さらに昨日はいかにボールを運ぶかについてもやりましたが、意外にも繋がっているし、勢いがあります。それ自体を擦り込んだりしたいし、できない部分について部分練習で重ねていくことで面白くなるかなと思っています。昨日はすごく楽しかったし、高強度のなかですごく頑張っている姿があり、思っているよりも一つのボールにたくさんのパスコースがあって、ゴールに向かうパワーがあるんです。昨日は、自分が指導していてすごく楽しいという印象を受けました。こういうことを地道に続けていくこと。それが勝利に繋がるための近道だと思っているので、トレーニングを大事にやっていきたいと思っています。当然、厳しい練習と、落として次に備える、というトレーニングがありますが、そこはうまく使い分けて、やるときにはやる。チームでJ1に昇格することもあれば、今は個人で昇格するケースが頻繁にある時代になっています。足りないものをちゃんとトレーニングして、ゲームに出る、というサイクルを作る。すると選手は、トレーニングによってゲームでのパフォーマンスが良くなっていくことを実感すると思います。そうやって選手が成長することを踏まえると、栃木はすごく可能性があると思っています。昨日の練習はすごく楽しかったです。自分が楽しくないと選手たちも楽しくないですから、ものすごく楽しく練習ができたなと思います。そういう思いを、どんなときも忘れず、準備をして、限られた時間でしっかりやることが大事だと思います。今日で私が合流して3日目なんですが、自分をすごくうまく受け入れてくれたな、と思っています。声もすごく出してくれているし、言ったことに前向きにチャレンジしてくれていると思うと、選手たちが自分を受け入れてくれてホッとしているし、だからこそ早く結果を出したい。勝つという結果を早く出したいと、一昨日、昨日、今日とすごく思いました」
返信💬超いいね順📈勢い

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