993680☆ああ■ 2025/12/04 06:55 (Android)
シーズン移行と並び、2026-27シーズンに向けたもう一つの「大改革」。それが、選手の年俸制度の見直し、すなわち「ABC契約の撤廃」だ。
鹿島アントラーズのフットボールアドバイザーを務める鈴木満氏は、これがJリーグの勢力図を変える可能性があると指摘する。「シーズン移行とともに『ABC契約』が撤廃されました。
今までC契約は年俸460万円が最高額だったのが、今度は初年度から1200万円まで出せることになったんです」
C契約とは、高卒または大卒でプロ入りした選手が原則として結ぶ「新人契約」で、年俸は460万円が上限だった。これが撤廃され、初年度からいきなり1200万円の契約が可能になるのだ。
この衝撃は計り知れない。まず、クラブのスカウト合戦が一変する。「2026年の2月に加入する選手はまだ年俸460万円のままです。ですが次に契約する選手からは最高1200万円までだから、スカウトや強化部のアプローチがこのオフが終わった後から競争が始まるんですよ」
これまで460万円という横並びのスタートラインだったがゆえに、「育成環境」や「出場機会」で選手を口説いていた側面もある。だが、今後は札束が飛び交う「マネーゲーム」の様相を呈することは必至だ。