841863☆ああ 2024/10/08 21:04 (Android)
Jリーグができる直前。1990年。
エスパルス生みの親の堀田哲爾先生が熱く語ってくださったこと。
「○くん。サッカーが国民市民を熱狂させる時代とチームができるんだ。清水FC(現エスパルス)は数年で清水静岡で育った選手で日本一のチームをつくる。足りないところはブラジルの選手を配置する。清水がそれができるのは日本一の少年中学高校の育成チームがここにあるからだ。だから選手が休みに地元の少年団や中学高校に出向くことは当たり前のこと。どんどんここで選手が生まれ育つ。そんなことに貢献する発想がない選手は清水にはいらないな。Jリーグチームは下部組織作ることが決まっているが、それは静岡みたいな学校で育成のすそ野がないからだ。僕は清水には下部組織はいらないって言っているんだ。この夢に健太も大榎も堀池もカズ、ヤスもみんなやりたいと言っているから、日本的な育成の模範はここにあるんだ」。
決してその思いの通りに進まなかったが、市民球団が経営素人で10年もたたず一民間企業に安価で売り渡さざるをえなくなった。もし継続していたら。30年経っても静岡サッカーの原点は「広大な裾野の育成組織」ここに置くべきだったと思う。今ではもう手遅れなのか、だがスタンスを原点に戻すことは少なくともやるべきだ。