127164☆フィーゴ 2017/08/12 12:09 (iPhone ios10.3.2)
2.戦術的ジレンマ
トリニータのサッカーは後ろからの展開が原点です。つまりGK、3バック、ボランチがパス交換しながら(前線はスペースを作るために走り回り)、空いたスペースにボールを動かして行く。相手が自陣に戻り陣形を整えると一度後ろに下げて、再び組み立て直す。
「ジレンマ」と書きましたが、陣形のコンパクト具合、ボランチ・3バックの人選。この2つがまさにそれで、トリニータのサッカーはパス回しで崩していける一方で、相手のハイプレスorドン引きされて奪われてからのカウンターの際、守備で数的同数もしくは数的不利に陥りやすい。相手がコンパクトな分尚更。特にカウンターを受けるときは3バックは組み立て直しに備えていることもあってやや後ろ目にポジションをとっているので、全体として間延びした状態になっており3バックの前に広大なスペースを与えてしまう。ボランチ・3バック(福森)の人選もここで関わりますが、展開が優先されるため攻撃の選手を置いていてボランチが防波堤とはなりにくくズルズル下がってゴール前で相手の攻撃を受けることになります。このようにリトリートして人数揃えて守るのは戦術なんでしょうが、WBも最終ラインに入って5バックを形成するもボランチが守備が弱いのでバイタルのケアがしっかりできず昨日の裕大に決められたようなゴールを決められてしまうことも。もしくはバイタルのケアに3バックの意識がいってしまい最終ラインの裏にボールを通されてしまう。昨日の裕大のゴールはスーパーでしたが、トリニータの弱点を表している失点でもありました。
そうかと言って、福森のところ、ボランチの片方に守備職人を置くと今度は攻撃でうまくボールが回らなくなるという状況に陥ってしまう。これらのジレンマに片さんがどう向き合っていくのか実に興味深い。個人的には、前節大型FW対策として導入した3センターハーフは(WB・3センターの運動量はさらに求められるも)この課題克服の糸口になる気がしています。