339071☆ああ 2021/05/27 13:42 (Safari)
本来なら今季は大きな補強はせずに、昨季を戦った選手をベースに
足りてないところだけ補強をする予定だった。
片さんの積み上げてきたものの集大成となるはずだった。
しかし蓋を開けてみれば大量離脱。
J3からカタノサカサッカーを支えたキャプテンであり、最終ラインの絶対的ディフェンスリーダーの鈴木。
ハセなどは鈴木の的確なコーチングがあったから活躍できていた。彼は判断力が遅いし悪い。
鈴木が後ろからずっとコントロールしてた。また自らも危険な所をカバーし、体を張ったディフェンスをする。
それでいて怪我はしない。間違いなく大分のコアであった。
岩田はハートが強く、ディフェンスはもちろんのこと、攻撃でもガンガンオーバーラップをかけ
遠目からでも正確なシュートを打つ。レイチェルは完全に岩田に依存していたと思う。
タナタツはボールロストは多いけど、トリニータでは誰よりも勝負ができ突破することができていた。
また、チーム得点ランクトップが物語るように、前線で収めたボールの行方を予想でき、
居て欲しいところに詰めていて得点していた。サッカーIQが高いのだろう。
島川は中盤のデュエルで勝てたり、ロストボールの回収率は非常に高い。ボールポゼッションするには
欠かせない選手だった。また献身的な動きができポジション的な事もあるだろうが、走行距離がいつも多い。
戦力外になってしまったが、三平はベテランらしく監督と選手を繋ぐ役割を買って出ていた。
雰囲気が悪い時も自ら明るく振る舞い、チームをポジティブにしていただろう。
プレイヤーとしては物足りないところもあったかもしれないが、ピッチ外では皆に慕われる貴重なキャラクターだった。
これだけ見ても、チームが如何に弱体化したのかが解る。
もはや別のチームになっているのではないか。
もしかしたら2018年度より弱くなっているかもしれない。
フロントとしては片野坂監督の手腕に全幅の信頼を置いて
金銭面の負担を抑えるため、補強への考慮を敢えてしなかったのだと思う。
「片野坂監督なら降格は無いだろう」と。
誤算だった。いくら監督の能力があっても、これだけ各ポジションの唯一無二の
プレイヤーが引き抜かれては。
シーズン前に高澤がインスタで、残った選手を信用してないってブチギレてたけど
大量離脱で、チームとして機能するかを冷静に考えれてなかったのだろうか?
カタノサカサッカーは成熟までに時間がかかる。
付け焼き刃で夏に補強したところで、戦術理解が間に合わずシーズンが終わるだろう。
八方塞がりなのかもしれない。
長文すいません