407846☆ノブ■ 2021/11/22 22:57 (Nokia)
男性
フリーのトリテンから@
囲み取材】榎徹社長「この構造を変えていかなくては」
2021/11/21
——J2降格にあたり率直な思いは。
悔しいし、残念な思いでいっぱい。でもその思いも含めてこの結果をしっかり受け止めなくてはならないと思っている。まずは何よりも、コロナ禍の中でも多くのサポーターの方が応援してくださったことに対して、またその他の関係者のみなさまの期待に応えられなかったということが申し訳なく、責任を感じている。
——J1で戦うにあたり、足りなかったと感じていることは。
ひとつにはやはり、もともと予算という点では非常に少なく、チームは厳しい中で本当によくやってくれていると思っている。特に主力だった選手が移籍するという昨季からの流れがあり、新しいチームを作るような状態でスタートしたのだが、その中で外国籍選手の来日が遅れたり怪我人が続出したりと、チームにとって厳しい状況が続いた。いまは力としては結構安定してきて、ある程度の手応えもみんな感じているのではないかと思うが、なかなか勝点に結びつかずにこういう結果になったということだと捉えている。
——今季6季目の監督の評価は。
クラブの財政状況が厳しい中で、本当によくやってくれていると思う。彼でなければ出来なかったと思うし、それに選手もよく応えてくれた。その点は本当に、むしろ敬意を表したい。
——主力の慰留も難しかったとは思うが、移籍に関しては。
これは本当に難しい問題なのだが、やはり選手がステップアップしたいと思うことはある程度は仕方がないことだとわたしは思っている。それに見合ういろんな条件をわれわれが出せなかったというところで、ある意味仕方がないというふうにずっと思っている。その中で、限られた予算の中ではあるが、戦えるチームにということで、今季このような編成にしたのだが、怪我人がパラパラ出たことや過密日程もあり、厳しいシーズンだったと思う。
——J2降格すると予算の面でも厳しくなると思うが、オフシーズンに向けてはどういう仕事を。
やはり少し縮小するのは仕方のないことだとは思うが、なるべくトップチームに注ぎ込んで、現在いる選手の慰留にも努め、なんとか1年でJ1復帰できる可能性のあるチーム作りをしたい。
——1年でJ1復帰を目指すということなのか。
それを目標にクラブが一丸となるべきだと思う。そうしていきたい。満足お金を用意できるかということはこれからのことになるが、現時点でクラブの中で出来るお金の集中をトップチームにという方針で行きたい。
——コロナ禍が経営面に与えた影響は。
ないとは言えない。やはりあると思う。いまのクラブ状況からは少し背伸びをする形で来季に向けてと考えている。
——今季の予算は。
いま電話口なので資料が手元になく、正確な数字はお答えできないが、17億ちょっと。J2になるとリーグの配分金だけでもだいぶ違ってくるし、スポンサーさまとも今後の交渉になるのだが、減り幅を出来るだけ小さくしたいと考えている。