407850☆ノブ  2021/11/22 23:07 (Nokia)
男性
フリーのトリテンからB
【囲み取材】西山哲平GM「まずは予算を確保するところからがスタート」
2021/11/21



——J2降格が決まった。いまの思いは。

まずご支援いただいているスポンサーさま、行政のみなさま、ファン・サポーターの方々に申し訳ないという思いでしかない。

——今季を振り返って足りなかった点は。

やはり主力選手の流出が非常に大きかった。1人2人ではなく複数人か欠けて、そこを当てはめたとしても、個々の能力云々ではなく、チーム状態が安定しない中で、補強した選手たちの良さが出づらかった。彼らの力を疑う余地はないのだが、チーム状態の関係で彼らの良さを引き出してあげられなかった。既存の選手たちもそういった形でスタートしたことで力を発揮しきれなかったと思う。その中でよく戦ってくれたし、規律を持ってチームの約束事の下に一戦一戦戦ってくれた。

ただ、どうしてもそういう背景があり、個々の能力を完全には出しきれなかったのかなと。シーズン終盤によくなった手応えもあったのだが、取り返しきれなかった。

——監督に対する評価は。

大量流出があった中で非常に難しかったと思う。その中でも、勝ちにつながらなくても今季のチームの形は作ってくれた。最後の点を取るといった永遠の課題の部分に関しては難しさがあったと思う。われわれがいまやっているサッカーは、グループで相手を上回るサッカー。グループが一個ずつ積み上げてきたものが、ようやく昨季までに積み上がってきたと思ったくらいのところで、大量に主力が流出するとガクッと崩れてしまう。それをまた一から積み上げるというのは本当に至難の業で、そういう意味で監督やコーチングスタッフたちには苦労をかけたと思っている。個で相手を上回るのではなく、組織力で上回るというのは、短期間ではなかなかなし得ないのだと、あらためて思った。もともとそう考えてはいたが、今季はよりそれを痛感した。監督にとっては今季は難しいミッションだったと思う。

——来季J2で戦うことを踏まえ、チーム編成は。

もちろん、やるからには1年でまたJ1に戻ってきたいとクラブとして考えている。まずはそこにかけられる予算を確保するところからがスタート。いまいる選手もいい選手がたくさんいるのでチームに止め、新たな選手も獲得しなくてはならない。それは毎年のことでもある。1年で戻ってくるべく、仕事に取り組まなくてはならない。

——編成へのヴィジョンは。

やはりクラブの予算規模を考えたときに、J1でもJ2でも、グループで相手を上回るということになると思うので、そういった戦術の緻密さや、サッカーのベースの部分で戦うという方針は、まったく変えるつもりはない。そういうサッカーの魅力を強調して選手を慰留し新規獲得してやっていきたい。

——監督人事に関してはシーズン終了後でなくては明らかにされないと思うが、今後のスタイルについては。

去就についてはシーズン終了後にしかお伝えできない。スタイルに関しては、さきほどからお伝えしているとおり、グループで勝つべく戦術的に相手を上回るということが、われわれのフィロソフィー。そこを変えるつもりはない。
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