64111☆280 2015/12/09 09:53 (iPhone ios9.1)
男性
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西山部長代理は選手についても「今季と同様に29人を抱えるのは厳しい」と話し、予算の関係から残留できないメンバーがいると打ち明ける。チーム人件費はJ2の22チーム中12位の3億4900万円だったが、J3の平均は9700万円(いずれも2014年度)だ。
そもそも、J3に降格すれば、選手が他チームに流出する可能性もある。
チームは来季の予算について、今季の約10億円から5億円台に半減すると見込んでいる。
激減のおもな内訳は、スポンサー料、Jリーグの配分金、入場料だ。
今季のスポンサーは県内企業を中心に約450社。チームの営業担当は今後の交渉で来季、スポンサー収入の10〜20%減少を見込む。J3になると、新聞やテレビなどへの露出度が減るのは必至だ。
ある有力スポンサーの担当者は「地域貢献の一環で支えてきたが、広告効果の観点からするとJ2とJ3では大違いだ。今後の支援については社内で議論することになる」と明かす。
衛星放送などによるテレビ中継の激減も見込まれることなどから、J2で9600万円だったリーグ配分金は、J3では平均1200万円(いずれも14年度)に減少する。
入場料収入に直結する本拠の平均入場者数は今季、トリニータは7533人。だが、今季のJ3平均は2432人にとどまる。降格の影響は避けられないとみられる。
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有力な親会社がなく、弱い経営基盤をおもに支えてきたのが、県だ。
クラブが法人化した1999年、県は4千万円を出資。スポンサーが撤退した05年は、県の外郭団体の基金から2億円を融資した。債務超過が表面化した10年も2億円を融資。Jリーグへの返済金が課題だった12年も、J1昇格支援金の名目で5千万円を負担