700655☆ああ 2023/10/12 22:28 (K)
Jリーグのプロ契約は3種類
Jリーグでは選手とプロ契約を結んでおり、プロ契約の種類はA契約・B契約・C契約の3種類でA契約が最もレベルが高いプロ契約になります。それぞれの特徴は以下のようになります。

<A契約>
●年俸の上限額はなく、最低金額は460万円。(初めてA契約した場合は上限670万円)
●1チームにおけるA契約選手は原則25名まで。(ユース出身選手など一部特例あり)
●変動報酬は勝利給や出場給も制度の趣旨を逸脱しない範囲で、自由に設定可能。

<B契約>
●年俸の上限額460万円
●1チームにおける人数制限はなし
●変動報酬は勝利給や出場給なども自由に設定可能(出場給は上限4万7620円)

<C契約>
●年俸の上限額460万円
●変動報酬は出場給(上限4万7260円)と勝利給のみ設定可能
●プロ1年目から3年目までの選手もしくは下記出場時間を満たしていない選手は契約可能

J1 450分(フル出場5試合分に相当)
J2 900分(同10試合分に相当)
J3 1350分(同15試合分に相当)

少しでも高い年俸をもらうためには最低でもA契約を結ぶ必要があり、B契約とC契約では年俸の上限額が460万円に加えて変動報酬によって年俸が決定します。そのため、さまざまな要素が絡んでも、Jリーガートップクラスの年俸には届きません。

Jリーグ規約では、シーズン中は常に公式試合に出場するトップチームの登録選手の保有数について、J1はプロ選手20人以上(うち15人以上はプロA契約選手、プロA契約選手として扱われる外国籍選手であること)、J2はプロA契約選手を5人以上、J3は「プロ選手」を3人以上保有していることと定められています。

これはプロで実績の乏しい選手に高額契約で獲得するなどして人件費が高騰しクラブ経営が不健全な状況に陥らないようにするためです。
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