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男性 フロント・監督更迭の是非 4節を終えて Part2
鍋さんについて文句言いましたが、個人的に鍋さんはJリーグの中でも優秀な監督だと思っています。
ヨーロッパリーグ、例えばプレミア、スペイン、ブンデスなどは総年俸の順にチームを並べていくのが一番手っ取り早い順位予想と言われています。そしてそれが当たります。
プレミアでは70%程度の的中率だといわれてます。人生では金が全てではないかもしれませんが、ヨーロッパのトップリーグは金がすべてなのです。
Jリーグは群雄割拠、どこが優勝するかわからないリーグといわれていますが、それでも総年俸が高いといい成績が残る確率が高いことには変わりありません。
実際2010年シーズンの順位と総年俸の関係は0.46、2018年シーズンでも0.42でそれなりの相関が認められています。Jも金なきゃ勝てないんです。
余談ですがテグさんがわがベガルタで暴れまくった2012年は0.3程度まで下がっています。
監督、フロントの評価は難しいものがありますが、一番公平にするなら
「総年俸から期待された成績に対する実際の成績がどうだったか」
で評価するしかないと思うのです。
その視点から鍋さんが就任してからの数年、ベガルタは非常に優秀です。
総年俸から仙台の順位を推測すると毎年自動降格圏OR入れ替え戦レベルなので、
仙台の場合、J1残留争いを早いうちに決められていればかなり優秀ということになります。
ちなみに今年も総年俸はトリニータ、ベルマーレに次ぐ16位です。普通に戦えば入れ替え戦ってことです。
テグさんと比較して非難される人も多いですが、テグさんはその後五輪日本代表監督を務めるぐらいのスーパーな人材なので、比較するのは酷だと思います。あれぐらいの監督はめったに見つけられません。
鍋さんはめちゃくちゃすごいわけではないけど、結構優秀です。J1で他にこのレベルの日本人監督はいません。湘南の曹貴裁監督ですら毎年期待以上の成績を出せているわけではありません。
余談ですが、ジュビロの名波監督は年俸総額では10位前後にもかかわらず残留争いに巻き込まれてしまっているので、正直監督としての力量は微妙です。
で、まとめると鍋さんは優秀で、後任の監督が鍋さんを超える可能性は普通に考えて低いので、よっぽどの事情がない限りは解任すべきではないということです。
確かにお得意の5レーンによる攻撃はだいぶ読まれ、ハイプレスにめちゃくちゃ弱いという弱点もばれていますが、
Jリーグでこれだけ優秀な監督は今のところ湘南・大分の監督ぐらいで、その二人を連れてこれる可能性は皆無に近いです。可能性があるとすればヘッドコーチ昇格ですが、J1での指揮経験がなく、リスク高いです。
外国の監督を連れてきても言葉の問題もあり、なじむのに時間がかかるでしょう。
かつてのシャムスカのように大当たりの可能性もありますが、アーノルドの二の舞になる可能性も十分あります。
そもそもベガルタの予算で実績のある外国人監督は呼べないでしょう。
まとめると現在のベガルタにおける監督交代はハイリスク・ローリターンなギャンブルです。
このまま負けが込んで、選手との信頼関係が破綻(メディアを通して監督批判がでてくるなど)が明らかな状態でのみ監督交代を支持しますが、今はまだ時期尚早です。