301089☆カットバック 2020/11/11 12:30 (Pixel)
今年の仙台に多く見られるバックパスや横パスをかっさわられるシーン。このシーンだけみて、選手が消極的、チャレンジしていないというのは間違い。
別の同様のシーンでキープを選択し、あっという間に囲まれて奪われてる。仙台は前線にボール配給されてもサポートがないから、そこで潰せばピンチにならないのは相手にとっては道理。
打開できてるのは、相手のプレッシャーが比較的弱い場面で、個で(関口、ゲデスらが)打開してる場面だけ。
選手間が近い状態を作り、パスを受ける選手が複数のパスコース、ターン、キープの選択肢がある状態にならないと厳しい。クエンカほどのスキルがあっても。
選手間の距離がありすぎて、そりゃーパスも通らないよ。
ディフェンスはまた攻められるから、なかなかビルドアップに行けない。柳やパラがサイドだった場合には、裏を狙われ、そこのケアをどうするのか約束事がない(ように見える)からということがあると思う。
FWはチェイスから戻りきれてないのと、(多分)ゴールまでの距離が遠いのを気にして、降りてこれない。
このあたりが、長沢や浜崎の試合後コメントと合致する状況。
「誰か悪い」「このミスが敗因」ということがなく、戦術上負けるべくして負けている。
木山監督続投だけはない。
ただ今解任しても得るものが少ない。怪我人多い状況で、来季に繋がる戦術の落とし込みの時間もないし、降格回避などの目的もない。
フロントがベストの対応をしてるとは思わない(特に経営面)が、スケープゴートをそこにして、何が原因なのかを明確にしないのも良くない。