525292☆ああ 2022/07/13 22:36 (Chrome)
有力な母体企業を持たない「市民クラブ」には堅実経営が求められるが、ベガルタ仙台はたびたび拡大路線に転じ、経営危機に陥った。市民クラブの運営の基本を、もう二度と忘れてはならない。
最初のJ2降格となった2004年から「1年でJ1復帰」の方針を掲げ、多額の強化費をつぎ込んだ。経営が悪化したため、08年に資本金を減らして累積債務を返済し、堅実路線に転換。2年後に念願のJ1復帰を果たした後、14年から再び拡大路線に戻り失敗したことが、今につながる。
練習場整備などを目的に約3億5000万円の出資を得たが、整備が進まず、出資者の怒りを買うなど信頼を失う事態もあった。
再びJ2に降格し「1年でJ1復帰」を掲げる今期。過去の失敗を踏まえ昨期並みの強化費を確保しつつ、スポンサー収入を増やし黒字の予算編成にこぎつけた。地域が安心して応援できるクラブであり続けるため、今後も人材育成と健全経営の両立が欠かせない。
河北の4月の記事です。
『身の丈経営』ゆえに補強は無理せず。まずは現メンバーで優勝目指しましょう。今期は債務超過解消して、練習環境整備と下部組織充実に投資。