873184☆ああ  2024/12/02 23:25 (iOS18.1.1)
とはいえ、そうなると不安になるのは次の決勝・ファジアーノ岡山戦。というのも、仙台は2日に帰仙して、再び大移動をしての7日の岡山での試合に挑まなければいけないからだ。
 しかし、それを郷家が否定する。「次は1週間で試合で、リーグ戦だとちょっと気持ち的にも落ちたりとかもあったかもしんないんですけど、一発勝負っていうところもみんなもすごく気合入っている。リーグ戦のようないい試合をしたあとの悪い試合っていうのはないと思う」と力強く言い切るのだ。
■サポーターへの意思表示
 また、サポーターの存在も背中を押す。森山監督が「(サポーターの)思いを俺らは受けとめようぜっていう話は試合前からしてた」と話せば、郷家は「選手だけが戦ってるわけじゃないし、僕たちが出発する前にユアスタの前でいろいろやってくれたことは知ってたので、その人たちの期待にも応えたいっていう思い」があったと話すのだ。
 その“証拠”が、郷家の得点後に気持ちを表した「先」である。郷家はゴールを決めると、黄金に輝くビジター観客席にガッツポーズを見せた。それは、「一緒に戦ってるっていう意思表示をしようと思ってて、それが自然に出た」からだという。

 次戦は12月7日で、舞台は岡山県岡山市である。今季のリーグ戦では2戦2敗と難敵を相手に勝利しなければならないが、指揮官は会見の最後にこう言い切っている。
「2回とも負けてるんで、これは借りを返さないと。本当に悔しいんで、もうここは絶対何とかして借りを返したい」と。
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