881800☆ああ 2024/12/12 22:36 (iOS16.5.1)
ベガルタがJ1で優勝争いした時代、
No.17 は当時の強豪チームの巨漢アタッカー達からボールを刈り取り続けた。
その姿は正に、『小さな巨人』と呼ぶに相応しかった。彼の全盛期が過ぎた頃、ベガルタは下落の一途を辿った。
小さな守備的ボランチがJ1の大巨人と闘い勝利する姿は、仙台サポが見ていた空想だったんだろうか?奇跡を見ていたんだろうか?そんな風に思うこともあった。
でもきっとその頃、1人の少年だけは、小さな巨人に憧れ、擦り切れる程にその勇姿を己の肉体に刻み続けたんだろう。
No.17の血は途絶えていなかった。
そのことに今仙台サポはどれだけ希望を見ていることか。
時は流れ、少年は今、
ベガルタのNo.17となった。
来季も日本サッカーに、
とくと見せつけろ。
ベガルタ仙台の誇る小さな巨人、
工藤蒼生。