119596☆ああ 2016/12/04 05:41 (iPhone ios10.1.1)
12月4日 スポーツ報知
J1ヴァンフォーレ甲府が、浦和から湘南に期限付き移籍している元日本代表MF山田直輝(26)の獲得に乗り出していることが3日、分かった。関係者によると、既にオファーを出しており、期限付き移籍の延長を求めている湘南と争奪戦になる。
山田は技術力が高く、運動量も豊富なアタッカー。168センチと高さはないが、当たりにも強い。浦和時代の2009年、岡田武史・元日本代表監督(60)がA代表に招集するなど将来を嘱望されていたが、度重なる負傷に泣かされ、日本代表からは遠ざかった。
甲府は来季から吉田達磨新監督(42)が指揮を執る。主導権を握った攻撃的なサッカーを指向しており、今季の守備的サッカーから緩やかに方向転換していく見込み。その吉田サッカーのキーマンとして、攻撃のアイデアも豊富な山田に白羽の矢が立った。また、11月3日の最終節・名古屋戦で2得点し、湘南の勝利に貢献した。甲府にとってはJ1残留の“恩人”でもある。
山田は15年から湘南に期限付き移籍しており、今季限りで浦和との契約が満了する。複数の関係者によると、浦和は契約更新の意向を持っているが、来季も引き続き、他クラブに期限付き移籍させてもいいという。J2に降格する湘南は来季も戦力と考えており、期限付き移籍期間の延長を含め、浦和と交渉していくようだ。