No.165711
4−1−4−1
1980年代以降、サッカーのフォーメーションのスタンダードは4−4−2だと言われています。4−4−2の長所はバランスの良さです。左右に2人ずつ配置され、真ん中は厚くなっています。ディフェンス、ミッドフィールド、フォワードにもバランスよく人が置かれます。
サッカーは一つのボールを比較的広いフィールドで扱いながらゴールを目指します。そのために、フィールドの各エリアに人が適切に配置される。これはとても大切なこと。
それに対して、4−1−4−1はバランスの悪いフォーメーションです。スペースのあるところとないところがはっきりしています。ただこのバランスの悪さがこのフォーメーションの良いところです。バランスが悪いが故にスペースが生まれ、人が動きます。こうしたところに連動性が生まれてくる。ボールが走り、人が動き、スペースが生まれる。こうして連動生と多様性が生まれてくるところに4−1−4−1の良さがあります。
その分、走力とスペースを見つける頭のよさ、動いている人に対して正確にパスを出す技術が求められます。
これまで甲府は後ろに比重のあるサッカーでしたから、全体的に動く連動性を身につけるには、4−1−4−1をするくらいのことをしないと癖はなおらないと思います。4−1−4−1は吉田監督が好むということもありますが、やはり悪い癖を直すために取り組んでいるということはあると思います。